結婚相談所のお見合い、何をどう進めればいい?
「お見合いってどんな流れで進むの?」「当日は何をすればいいの?」——結婚相談所への入会を検討している方や、初めてのお見合いを控えている方にとって、具体的な流れがわからないのは大きな不安ですよね。
筆者はIBJ加盟の結婚相談所で1年11ヶ月活動し、数十回のお見合いを経て成婚退会しました。この記事では、申し込みから当日の進行、お返事、そして仮交際以降の流れまで、実体験をもとに完全解説します。
お見合い回数別のアドバイスや準備チェックリストも用意しましたので、初めての方はもちろん、なかなかうまくいかないとお悩みの方もぜひ参考にしてください。
お見合いの全体の流れ
結婚相談所でのお見合いは、以下の5つのステップで進みます。
- プロフィール検索・お見合い申し込み
- お相手の返事を待つ
- 日程・場所の調整
- お見合い当日
- お返事(仮交際に進むかどうか)
一般的な恋愛と違い、カウンセラー(仲人)が間に入ってサポートしてくれるので、初めてでも安心して臨めます。それぞれのステップを詳しく解説します。
Step 1: お見合いの申し込み
IBJの場合、IBJ-S(会員専用システム)でお相手のプロフィールを検索し、「お見合い申し込み」ボタンを押します。また、カウンセラーからの紹介でお見合いが組まれるケースもあります。
申し込みのコツ
- 写真とプロフィールをしっかり読む — 条件だけで判断せず、人柄が伝わる部分に注目しましょう
- 申し込みは積極的に — 筆者の経験では、お見合い成立率は10〜20%程度でした。気になる方には迷わず申し込むことが大切です
- 申し込みコメントを丁寧に — 「プロフィールの○○に共感しました」など、具体的なコメントを添えると成立率が上がります
プロフィール写真の撮り方ガイドでも解説していますが、写真の印象で申し込みの判断が大きく左右されます。お見合い成立率が低いと感じたら、写真の見直しも検討してみてください。
申し込み時の注意点
- 申し込み後のキャンセルは原則不可 — IBJでは申し込み後の取り消しはできません。プロフィールをよく確認してから申し込みましょう
- 同時申し込みの目安は10〜20人 — 成立率を考えると、ある程度の数を同時に申し込むのが現実的です
- 申し受け(受けた側)の返事期限 — お相手から申し込みを受けた場合は、10日以内にお返事するのがマナーです。早めの返答は好印象につながります
Step 2: 返事を待つ
申し込みを受けた側は、通常1週間〜10日以内にお返事をします。この期間にお見合いが成立するかどうかが決まります。
この間にやること:
- 他のお相手のプロフィールも並行して閲覧する
- カウンセラーにプロフィールの改善点を相談する
- 申し受け(お相手からの申し込み)があればプロフィールを確認する
返事がなかなか来ない場合も、焦る必要はありません。筆者も最初は不成立が続きましたが、プロフィール写真を撮り直したことで成立率が大きく改善しました。
Step 3: 日程・場所の調整
お見合いが成立したら、カウンセラーを通じて日時と場所を調整します。IBJの場合、専用のシステムで候補日を提出できます。
日程調整のコツ
- 候補日は第3希望まで出す — 選択肢を多く提示するほどスムーズに調整できます
- 申し受け側(申し込みを受けた側)の希望が優先 — IBJのルールです。申し込んだ側は柔軟に合わせましょう
- 成立から2週間以内を目安に設定 — 時間が空きすぎると気持ちが冷めてしまうことも
お見合いの場所
一般的にはホテルラウンジで行われます。
| 場所 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| ホテルラウンジ | 落ち着いた雰囲気で会話に集中できる | 土日は混雑することがある |
| カフェ | カジュアルで緊張しにくい | 周囲の音が気になる場合がある |
| 相談所の面談室 | 無料で利用できる | 対応していない相談所もある |
筆者のお見合いはほとんどがホテルラウンジでした。落ち着いた空間で会話に集中できるので、特にこだわりがなければホテルラウンジがおすすめです。
Step 4: お見合い当日の流れとマナー
お見合い当日は、以下の流れで進みます。一つひとつ確認していきましょう。
待ち合わせ
お見合い会場には開始10分前に到着するようにしましょう。遅刻は厳禁です。待ち合わせ場所はホテルのロビーや入り口付近が一般的です。
お相手を見つけたら、男性側から声をかけるのがマナーです。「はじめまして、○○です。本日はよろしくお願いいたします」と、笑顔で名乗りましょう。
挨拶と自己紹介
席に着く前に、きちんと挨拶を交わします。お互いに名前を名乗り、丁寧なお辞儀をしましょう。第一印象は最初の数秒で決まると言われています。笑顔とはっきりした声を意識してください。
着席・飲み物の注文
会場のスタッフに席へ案内してもらいます。歩く順番はスタッフ→女性→男性が基本です。
着席時は上座(奥の席)をお相手に譲るのがマナーです。ソファ席があればお相手に座っていただきましょう。飲み物の注文は、先にお相手から選んでもらいます。
会話(約1時間)
お見合いの所要時間は約1時間が目安です。長くても1時間半以内にはお開きにしましょう。
会話のポイントは以下のとおりです。
- 話す:聞くの比率は4:6 — 相手の話をしっかり聞く姿勢が好印象につながります
- 定番テーマは「仕事・趣味・休日の過ごし方」 — 話が広がりやすい3大テーマです
- プロフィールを見ながら話すのはNG — 事前にしっかり読み込んでおきましょう
- 連絡先の交換は禁止 — お見合い中に直接連絡先を交換するのはルール違反です
- 時間内にスマートに切り上げる — ダラダラ長引かせず、好印象のまま終わりましょう
お見合いの会話に不安がある方は、お見合いで盛り上がる会話ネタ10選もあわせてご覧ください。
お会計
お見合いでのお茶代は、男性が支払うのがルールです。IBJのお見合いルールとして明確に定められています。女性は「ごちそうさまでした。ありがとうございます」とお礼を伝えましょう。
お茶代の目安はホテルラウンジで2人分2,000〜3,000円程度です。
退店・お見送り
お会計を済ませたら、会場の外でお別れの挨拶をします。「本日はありがとうございました。お話しできて楽しかったです」と、さわやかにお別れしましょう。
お相手が見えなくなるまで見送るのがマナーです。すぐにスマートフォンを見たり、足早に去ったりしないよう気をつけてください。
筆者の体験
正直に言うと、最初のお見合いは緊張しすぎてうまく話せませんでした。待ち合わせ場所で声をかけるタイミングもわからず、席に着いてからも質問ばかりしてしまい、面接のような雰囲気になってしまったのを覚えています。
しかし回数を重ねるうちに慣れ、自然体で臨めるようになりました。「完璧にこなそう」と思わず、「お相手を知ることを楽しもう」という気持ちで臨むのが、結果的に一番うまくいくコツだと実感しています。
お見合い当日の服装
服装は第一印象を大きく左右します。TPOに合った清潔感のある装いを心がけましょう。
男性の服装
- スーツまたはジャケット+シャツが基本です。ネクタイは締めるのがベターですが、カジュアルな場所なら外しても問題ありません
- 色は紺・グレー・チャコールなど落ち着いた色がおすすめです
- 革靴は磨いておく — 意外と足元は見られています
- ひげは丁寧に剃り、爪は短く整える — 清潔感が最も大切です
婚活男性の身だしなみガイドでは、より詳しい服装・身だしなみのポイントを解説しています。
女性の服装
- ワンピースまたはブラウス+スカートが定番です。上品で女性らしい印象を意識しましょう
- **明るい色(白・パステルカラー)**を取り入れると、顔まわりが華やかに見えます
- ヒールは歩きやすい高さ(3〜5cm程度)を選びましょう。ホテルラウンジまでの移動もあります
- アクセサリーは控えめに — 派手すぎるものは避け、さりげないものを選びましょう
筆者(男性)の経験では、お相手の服装で一番印象が良かったのは「清潔感があり、明るい色合い」の装いでした。ブランド品で固める必要はまったくありません。
Step 5: お返事
お見合い後、翌日の13時までにカウンセラーを通じてお返事をします。これはIBJのルールとして定められている期限です。
- 交際希望 — お互いが交際希望なら「仮交際」が成立し、連絡先が交換されます
- お見送り(お断り) — どちらかがお断りの場合は不成立となります
お返事のポイント
- 「100点の人」を探さない — 「もう一度会ってみたい」と思えれば交際希望で問題ありません。1回のお見合いですべてがわかることはありません
- 直感を大事にする — 頭で考えすぎると判断が難しくなります。「一緒にいて心地よかったか」を基準にしましょう
- お断りの理由は直接聞けない — カウンセラーを通じて、差し支えない範囲でフィードバックをもらえることがあります
お見合い後の流れ ── 仮交際から成婚まで
お見合いでお互いが交際希望を出すと、「仮交際」がスタートします。ここからの流れも簡単に解説します。
仮交際
仮交際は「もう少しお互いを知りたい」という段階です。
- 複数人と同時進行OK — 仮交際の段階では、他のお相手とのお見合いやデートを並行して進められます
- 連絡先を交換し、直接やり取り — お見合いまではカウンセラー経由でしたが、仮交際からは直接連絡を取り合います
- デートを重ねて相性を確認 — 食事やお出かけを通じて、お見合いでは見えなかった一面を知りましょう
仮交際について詳しくは仮交際とは?進め方とポイントをご覧ください。
真剣交際
仮交際を経て「この人と結婚を前提にお付き合いしたい」と思えたら、真剣交際に進みます。
- 1対1のお付き合い — 他のお相手との交際は終了し、お一人に絞ります
- 将来について具体的に話す — 住む場所、仕事、子どもの希望などを率直に話し合います
- お互いの家族に関する話題もOK — 結婚を見据えた深い会話ができる段階です
真剣交際について詳しくは真剣交際とは?仮交際との違いをご覧ください。
成婚退会
お互いの意思が固まり、プロポーズが成立したら「成婚退会」となります。カウンセラーが最後まで見守ってくれるので、プロポーズのタイミングや方法についても相談できます。
成婚退会時には成婚料が発生する相談所が多いです。費用の詳細は入会前にしっかり確認しておきましょう。
【経験者が語る】お見合い回数別アドバイス
お見合いは回数を重ねることで確実に上達します。筆者の実体験をもとに、回数別のアドバイスをお伝えします。
初回のお見合い
初めてのお見合いは、誰でも緊張します。筆者も初回は手が震えるほど緊張しました。
- 完璧を求めない — 初回は「場の雰囲気を知る」だけで十分です
- 質問リストを事前に用意 — 頭が真っ白になっても、用意した質問があれば乗り切れます
- 結果を気にしすぎない — たとえ不成立でも、次に活かせる経験になります
2〜5回目のお見合い
この時期になると、自分なりのパターンが見えてきます。
- 自分の「型」を見つける — 自己紹介のパターン、得意な話題の振り方など、自分なりのスタイルが確立されてきます
- 好みが明確になる — お見合いを重ねることで、「自分はどんな人と相性が良いのか」がわかってきます
- カウンセラーにフィードバックをもらう — お見合い結果を振り返り、改善点を客観的にアドバイスしてもらいましょう
6回目以降のお見合い
回数が増えてくると、マンネリや疲れを感じることもあります。
- 疲れた時は休む勇気を持つ — 無理にお見合いを続けるより、少し休んでリフレッシュする方が結果的に良い出会いにつながります
- 申し込み条件を見直す — 年齢・年収・居住地などの条件を少し広げてみると、思わぬ出会いが見つかることもあります
- カウンセラーに正直に相談する — 「うまくいかない」「疲れた」と正直に伝えましょう。プロとして具体的な対策を一緒に考えてくれます
筆者自身も活動中に何度も壁にぶつかりましたが、そのたびにカウンセラーに相談し、プロフィールの見直しや申し込み方針の変更をして乗り越えました。最終的に成婚につながったお相手は、それまでの自分の条件では出会えなかった方でした。
お見合い前日〜当日の準備チェックリスト
お見合い前にやるべきことをチェックリストにまとめました。
前日までに
- ☐ お相手のプロフィールをもう一度読み返す
- ☐ 会話ネタを3〜5個用意する(趣味・食べ物・休日など)
- ☐ 服装を準備する(シワがないか確認、靴を磨く)
- ☐ お見合い場所へのアクセスを確認する(所要時間、最寄り駅)
- ☐ 十分な睡眠をとる
当日(男性)
- ☐ ひげを丁寧に剃る
- ☐ 髪をセットする
- ☐ スーツのシワを最終確認
- ☐ ハンカチ・ティッシュを持つ
- ☐ お茶代の現金を用意する(3,000円程度)
当日(女性)
- ☐ ヘアセット・メイクを整える
- ☐ 歩きやすい靴を履く
- ☐ アクセサリーは控えめに
- ☐ ハンカチ・ティッシュを持つ
共通
- ☐ 10分前に到着できるよう出発する
- ☐ スマートフォンをマナーモードにする
- ☐ 鏡の前で笑顔の練習をする
- ☐ 「楽しもう」という気持ちで臨む
よくある質問(FAQ)
Q. お見合いの申し込みは何人くらい同時にできますか?
IBJの場合、同時に申し込みできるのは月20〜30件程度(プランにより異なります)。成立率は10〜20%程度なので、気になる方には積極的に申し込むのがおすすめです。
Q. お見合いの場所はどうやって決まりますか?
カウンセラー同士が相談して決めます。一般的にはホテルラウンジが多く、申し受け側(申し込みを受けた側)のアクセスしやすいエリアが優先されます。
Q. お見合い当日にプロフィールを見ながら話してもいいですか?
いいえ、お見合い中にプロフィールを確認するのはマナー違反です。お相手のプロフィールは事前にしっかり読み込んでおきましょう。スマートフォンを出すこと自体、良い印象ではありません。
Q. お見合い中に連絡先を交換してもいいですか?
いいえ、IBJではお見合い中の連絡先交換は禁止されています。仮交際が成立してから、カウンセラーを通じて連絡先が交換されます。
Q. お茶代は割り勘ですか?
IBJのお見合いでは、お茶代は男性が支払うルールです。女性は感謝の気持ちを伝えましょう。お茶代の目安はホテルラウンジで2人分2,000〜3,000円程度です。
Q. お見合い後のお返事はいつまでにすればいいですか?
IBJでは翌日の13時までがお返事の期限です。できるだけ早く結論を出しましょう。迷った場合はカウンセラーに相談することをおすすめします。
Q. お断りされた理由を聞くことはできますか?
直接お相手に理由を聞くことはできません。ただし、カウンセラーを通じて差し支えない範囲でフィードバックをもらえることがあります。お断りの理由を知ることは次のお見合いに活かす貴重なヒントになるので、カウンセラーに聞いてみましょう。
Q. お見合いの平均回数はどのくらいですか?
個人差がありますが、IBJでは成婚退会した方の平均お見合い回数は10〜15回程度と言われています。筆者も数十回のお見合いを経験しました。回数が多いこと自体は問題ではなく、一つひとつのお見合いを大切にすることが大事です。
まとめ
結婚相談所のお見合いは、申し込みから当日、お返事まで、カウンセラーのサポートを受けながら進められます。この記事のポイントを振り返りましょう。
- お見合いの流れは5ステップ — 申し込み→返事待ち→日程調整→当日→お返事
- 当日は10分前到着、1時間で切り上げ — 時間のマナーを守ることが大切
- 服装は清潔感が最優先 — 男性はスーツ、女性はワンピースが基本
- お茶代は男性負担 — IBJの明確なルールです
- 回数を重ねれば必ず慣れる — 初回の緊張は誰でも同じです
- 困った時はカウンセラーに相談 — プロのサポートを最大限活用しましょう
筆者もお見合いを重ねる中で、コミュニケーションスキルが磨かれ、最終的に良い出会いに恵まれました。まずは気負わず、「相手を知ることを楽しむ」気持ちでお見合いに臨んでみてください。
これから結婚相談所を探す方は、おすすめ結婚相談所ランキングや無料カウンセリングで聞くべき質問もあわせてご覧ください。